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- 2019.06.21 Friday
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代々木上原の「やまもと 代々木上原」さんに食事に伺った。
コチラは以前、恵比寿にて人気店「魚豆根菜 やまもと」としてやられて店が移転されたカタチだ。
12,3年前に初めて連れて行って頂き(わたし26歳くらいの時)今回はたぶん3度目だと思う。
初めてうかがった時のインパクトを今でも忘れられない。
自分より少し年上の人が、こんな場所に、こんな素敵な店舗を持ち、こんな凄い料理を出す。
ご主人は僕の4歳年上だ。
曰く、あの頃の料理は若かった、と。
そりゃそうかもしれないけど、かなりアッパーな部分での”若気の至り”発言である。
今回も優しい、素晴らしい料理の数々。
雲仙のかぼちゃスープ
柿などいろいろ白和え
しんじょ
す、すみません。。
全てに素晴らしい枕詞が付くのですが、会食&飲酒につき全て記録しておりません故、シンプルな名前で呼びますね。
(あえて僕がごちゃごちゃ付け加えません)
北海道より今の時期のフキノトウ、牡蠣
甘鯛
、、、淡々とお伝えしたいのだが、どれも絶妙。
写真は無いが白子の熱々の揚げ物などもつづく。
ご主人との距離も近く、色々と素材について熱く語ってくれる。
神経〆の魚が、五島の魚が、串本の魚が、高知の魚が、、、、
、、、、あまりにも聞き慣れたフレーズに「もしや」と思い始めた。
今思えばこのレベルの方が出会う、五島や串本の魚と言ったら、あそこしかないのである。
最高の魚屋、仲卸業者、漁師たちは互いにネットワークを作り、日本全国の最高の素材や技術や情報を共有している。
そしてその最高の魚を都内近辺で扱う男のひとり(株)さかな人 と関係があるのではないか、と。
福井の天然なめこと牡蠣の土瓶蒸しならぬ湯呑蒸し
福井の天然なめこ〜〜?
そんなものがポンポン出てくる店って、変態すぎる。
ん?たしか当店にも五島、串本、高知、伊東、奄美、等々の神経締め魚があったな。
福井のハナイグチやクリタケ、ムキタケなど天然菌類が超大量に入荷してたなぁ。(マジ大量w)
そんな訳ないと思いながら、勇気を出して聞いてみたところ、、、
仕入れ先が一緒でした〜〜笑 (株)さかな人・長谷川君〜
首都圏に飲食店が何軒あるのか存じ上げないが、まさかピンポイントでその名前が出てくるとは。
ご主人も当店の事を知っておられて、久○の上ですよね?と言われる始末。
あらためてSNS時代を感じるのでありました。
もちろん全部美味いのだが、このスジアラの蒸し物たるや、絶品!!
旨すぎて今日の仕入れにスジアラを注文してしまった〜
昨日までブダイの酒蒸しを提供しているのだが、スジアラに切り替えよ〜
鮨の部・スジアラとウスバハギの肝。赤酢のシャリとの相性が素晴らしい。
カマス
ハマトビ(飛魚)
釧路・昆布森のウニ
恐ろしくて言えなかったのだけれど、以前(株)さかな人から変態写真を撮りたいからと、、、
この昆布森のヤツを1函、箱ごと丸のみさせてもらったことがあるのだが(←あほ)
やはり丁寧に仕事をされて、シャリに乗った昆布森ウニは絶品ですな。
等々鮨が6貫くらいつづく。
この時点で日本酒は2人で1升をゆうに超えていたので写真はあったりなかったり。。
イノシシ(山鯨)うまっ!
やさしいテイストなのだけれどスタートから後半にかけてじわじわ暴力的に旨いものがつづく。
もう、覚えてないけど日本酒がどんどん入っていく。(旭菊・大地銘柄の純米酒が絶品、当店にもございます)
カラスミや燻製魚、魚卵のにぎり、いくらごはん、などなど気が付けば4時間食べ続け、飲み続けた。
何品出していただいたのかもう辿るすべはないが、20品くらいはあったと思う。しかもその全てが絶妙。
かわいくイチジクのコンポートと(柿だったかな)氷菓子でフィニッシュ。
若い時とは全然違う視点でやまもとさんの料理をいただけたことに感謝。
ご馳走様でした。
不思議な繋がりは、良いものを求める共通の思いがあってこそ。
何度も言いますが、当店は「手打ちそば”居酒屋”」です。
やまもとさんのような真っ当な料理屋さんの足元にも及びませんが
僕らなりの精一杯で「居酒屋業」に精を出させて頂いて居ります。
機会を作って季節が変わったころまた伺いたいと思います。是非!