ZAMAMI OKINAWA 2017
時間差投稿!10月の頭に沖縄県・座間味島に行ってきました。
皆様ご周知のとおり茅ケ崎に新店をオープンさせて頂く前に、こっそり充電しちゃおうという魂胆でした。
僕の中の沖縄不足が解消されていく〜
泣きたくなる場所って存在しますか?
ココだけの話、店も長くやっていると上がったり下がったりで精神的にやられることも時々あります。
結構色々な所に行ってるのですが、沖縄は特別な場所ですね、毎回癒される。癒され過ぎる。
頭から離れない嫌な事があっても、一時休戦で、沖縄滞在中だけは頭を空っぽにしてドップリ浸かれる。
まだ暗い早朝に目を閉じて、南国の野鳥の声しか聞こえない状態で頭の中を真っ白にできる。
琉球畳の古民家に寝そべって、はるか遠くから微かに聞こえる三線と島唄の声。
ブーゲンビリアとアカバナが生い茂る長ーいサンゴ砂の一本道を抜けると誰もいない真白なビーチが。
そしてあの中華と大和の折中的文化、まとわりつく空気、街の造り、匂い、色。。
幾度となく沖縄には助けられてきた、不思議な場所なんですよ。
・・・そんな沖縄も子連れだと賑やかな家族旅行になってしまいますが、沖縄の懐は深い!
ダイビングをするわけではないけど、海が大好き。
今回は那覇の泊港から高速船で1時間、フェリーでも2時間の座間味島へ。
正直、本島からこの距離で、こんなにも透明度の高い海があるのが驚きです。
そして離島感もかなりある。距離じゃないんだな〜と再認識。
沖縄なので戦争の面影があちこちに見られます、その暗い過去は現代の価値観で覆われて一見わからないですが
座間味が悲惨な戦場になった過去が僕には垣間見られました。歴史とのリンクも僕を沖縄好きにする要素かもしれない。
とにかく良い。心の故郷だ。大袈裟でも何でもなく、ここで感じられる全てが素晴らしい。
タイも好きだけど、沖縄も好きだ。なんだろう、絶対僕のルーツは南方からの移民だと思わざるを得ない。
波打ち際から1m入ればそこは水族館の中の様。アンダーザシー♪のアリエルの気分ですわ。
2泊3日毎日ずーーーと海。無論黒こげです。
主に観光客が行けるビーチは2箇所。
華やかで人も多い古座間味ビーチと静かで海中はモノトーンだけどウミガメに会える阿真ビーチ。
どちらも特徴があって全然飽きない。ウミガメにも会えたし、サンゴの多様な生態系にも触れられた。
子供の興奮度合いが半端じゃなかったのが答えだと思う。
民宿も快適、飲み屋もご飯屋も島の人に紹介してもらってクオリティーが高かった。
若い時は不便を楽しめたけど、やはり子連れのハンデは現代文化でカバーですね。
早朝、娘と島を散歩した。
その時の島のオバアとウチの娘の会話。
「ウミガメ見たんだよ!」
「私は80年ここに住んでるけどウミガメは見たことがないの」
「えーー!なんで!」
「座間味の人は泳げないの。かわいいね〜話してくれてありがとう、ありがとう・・」
この言葉が僕の心の奥に今回の沖縄を印象付ける決定打だった。色々な景色を見てきた人の言葉は重いのである、と。
今回の沖縄も沢山新しい事や人に出会えた。
旅に出よう。
知識を得る手段もテレビのモニターの中や本の文字、インスタグラムの投稿からでは偏ってしまう。
本当の価値観は皮膚感覚や移動距離からしか得られない。
なぜなら、自分が直接吸収するものだから。
人の作った価値観を鵜呑みにしているだけでは現代のプロパガンダに洗脳されてしまう。
旅に出よう。
よし、次はどこ行くべ。
人生も仕事も果てしない旅だなぁ(笑
- 2017.11.12 Sunday
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- 10:28
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- by 店長